ゆとり世代から見たZ世代

ゆとり世代。世代間ギャップや新しい時代のマネジメントを考える

Z世代のスピード感から学ぶ

時代の変化のスピードが物凄く速くなっている。

 

僕が小学生の頃はネット黎明期だったのに、今やネット環境が無ければ生きていけない。アニメやドラマの流行り廃りもあっという間だし、SNSで誰でも情報発信できるようになった。

 

そんなスピードの速い時代を生きてきたZ世代にとって、会社の意思決定が遅いことや変化が遅いことは結構なストレスになる。(そもそも、昭和のスピード感のままの会社は今の時代に置いていかれてしまう気がするが)

 

「すぐ決めて、すぐやる」それがこれからの時代に価値をあげていく。3年かけた超精密な検討より、1ヶ月でラフ検討し大丈夫そうならGOくらいのスピードの方が、大きな価値を生み出す。今の時代、検討している3年の間に世の中が大きく変化してしまうからだ。

 

あなたの会社は「検討」や「分析」ばかりで「決断」を先延ばしにしていないか。物凄く時間をかけて細かいところまで分析することで仕事をしたつもりになっていないか。

 

スピード感の速いZ世代はすぐにそういう職場には見切りをつけて離れてしまう。長期の精密な検討がアウトプットになった時代は終わり、スピードのある検討と実行がアウトプットに繋がる時代が始まっている。

 

スピード感は「手抜き」や「雑」ではない。短い時間で最大のアウトプットを出すことこそ、最も重要なのだ。