ゆとり世代から見たZ世代

ゆとり世代。世代間ギャップや新しい時代のマネジメントを考える

2022-07-01から1ヶ月間の記事一覧

「褒める」とか「叱る」よりフェアに接することが大事

人を育てることにおいて、一番よく聞くのが「褒める派 vs 叱る派」だ。 時代的には「褒める派」が主流で、「叱る派」は肩身が狭いのかもしれない。 個人的にはそこは重要じゃないのではと思う。ずっと𠮟る人はもちろん嫌だし、かといってずっと褒める人は胡…

流行りのお洒落な言葉ではなく、独自の哲学にこそ人はついてくる

"思考停止ワード"には気をつけろと先輩から教わったことがある。 会議の結論が「これからも方向性を検討する」になったり、部下への指示で「もっとあるべき姿を描いて」のようなワードが出たら気をつけた方がいい。 「あるべき姿」とか「方向性」とか「戦略…

「楽して稼ぐ」は悪いことではない

働く理由は何か。 ぶっちゃけ、「食べていくため仕方なく」というのが過半数なのではないか。そのうえで、「できるだけ楽してお金をもらう」ことを追求してホワイト企業を探したり、転職するのは僕は悪いことだとは思わない。 なんでこんな生々しい話をする…

Z世代のスピード感から学ぶ

時代の変化のスピードが物凄く速くなっている。 僕が小学生の頃はネット黎明期だったのに、今やネット環境が無ければ生きていけない。アニメやドラマの流行り廃りもあっという間だし、SNSで誰でも情報発信できるようになった。 そんなスピードの速い時代を生…

正解の数が増えた時代。Z世代は「決める」ことから逃げてはいけない

Z世代の大きな弱点として「決める」ことが苦手な傾向にある。 これはネットの普及で様々な価値観に触れる機会が増えたからだと思う。僕の父が小さい頃のアニメは「正義のヒーローが悪を倒す」のが王道だったそうだが、僕が見てきたアニメは「ある正義と別の…

若いうちに失敗していない人は、役職についた時大失敗する

大きなプレゼンを控えた後輩から「どうすれば本番で成功するでしょうか?」と聞かれたことがある。 なかなか難しい質問だったけど、僕はこう答えた。 「練習で、もの凄い数の失敗をすることじゃないだろうか」 例えば車メーカーが新しい車種を発表する時、没…

「知らない」ことを恥ずかしがってはいけない

僕は小学生の頃、本を読むのが好きだった。スポーツや音楽は苦手だったから目立つ存在ではなかったけど、「クラスで一番の物知り」という立場はぎりぎり守れていたと思う。 ただ、今の時代「物知り」の価値は無くなっていくのかもしれない。知らないことがあ…